2022年10月20日(木)に開催される『2022年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』。現時点でドラフト1位が確実視されている選手も多く、競合となることも予想されています。また、球団の補強ポイントによっては独自路線でいくこともあるので、今から楽しみが尽きません。
昨年は西日本工業大学の隅田知一郎投手に指名が集まりましたが、今年のドラ1ルーキーで活躍をしている選手はいるのでしょうか。
そこで今回は、2021年ドラフト1位選手3名を紹介しながら、2022年のドラフト最注目選手3名をご紹介します。
目次
2021年ドラフト1位選手の現在
各球団で非常に大きな期待を寄せられ、入団したドラフト1位選手たち。その中で大活躍している選手もいれば、まだまだこれから力をつけてくる選手もいます。ここでは、
- 隅田知一郎投手(西武ライオンズ)
- 松川虎生捕手(千葉ロッテマリーンズ)
- 椋木蓮投手(オリックスバファローズ)
の3名について簡単にご紹介します。
隅田知一郎投手(西武ライオンズ)
昨年のドラフトでは、注目度ナンバーワンだった、隅田知一郎投手。3月26日に早速初登板初勝利で華々しいデビューを飾ります。しかし、その後は好投をしても援護に恵まれず、1勝7敗と苦しいシーズンを送っています。一軍での登板は6月10日のジャイアンツ戦を最後に、現在は二軍調整をしています。
松川虎生捕手(千葉ロッテマリーンズ)
昨年のドラフト1位指名で最大のサプライズだったのが、松川虎生捕手では無いでしょうか。4月10日には、佐々木朗希投手の完全試合を支えた影の功労者と言える活躍しました。オールスターゲームにもファン投票で選出され、今後の活躍にも大いに期待です!
椋木蓮投手(オリックスバファローズ)
椋木蓮投手は、7月まで二軍で力をつけ、7月7日に満を持してプロ初登板、初勝利を飾りました!続く7月20日の登板では、9回2死までノーヒットノーランという好投をみせ、2勝目をあげています。今後のオリックスを担う投手になっていくことでしょう!
2022年ドラフトの目玉選手たち
ここからは、2022年のドラフトで1位指名が確実視されている
- 矢澤宏太選手(日本体育大学)
- 蛭間拓哉選手(早稲田大学)
- 浅野翔吾選手(高松商業高校)
の3選手についてご紹介します!
矢澤宏太選手(日本体育大学)
日本体育大学の矢澤宏太選手は、投打の二刀流で注目を集めている左投左打の投手兼外野手です。
8月1日に行われたプロ野球U-23選抜対社会人・大学生選抜の試合では、最速151キロのストレートとスライダーを武器に、1回1失点2奪三振という記録を残しています。その直後の打席では、右手一本で変化球をライト前ヒットにするという活躍を見せました。
大谷翔平選手を育て、二刀流育成のノウハウを持つ日本ハムと、巨人が1位指名するのではないかと噂されています。
蛭間拓哉選手(早稲田大学)
浦和学院高校時代から注目を集め、東京六大学野球でも結果を残し続けている世代ナンバーワン左打者が蛭間拓哉選手です。
大学進学後、1年生では大学の壁にぶつかっていましたが、2年生以降は大学選抜にも選出されるなど、活躍を見せています。
左打ちの強打者が補強ポイントとなっている西武やソフトバンクが1位指名するのではないかと噂されています。
浅野翔吾選手(高松商業高校)
高松商業高校の浅野翔吾選手は、高校通算66本の本塁打を記録する、右投げ両打のスラッガーです。
3年生の今年は夏の甲子園にも出場し、1回戦の佐久長聖高校戦で2本の本塁打を放っています。身長170センチと小柄ですが、3塁到達が11秒22と非常に速く(参考:千葉ロッテの荻野選手が11秒29)、遠投は110メートル以上という強肩を誇る、まさに走攻守三拍子揃った選手です。
阪神、ヤクルト、巨人、西武が1位指名するのではないかと噂されています。
最後に
各球団の金の卵であるドラフト1位の選手たち。2022年のドラフトでは、誰が1位指名を受けるのでしょうか。今回取り上げた3選手の他にも、中京大学の澤井廉選手や東芝の吉村貢司郎選手、京都外大西高校の西村瑠伊斗選手など、楽しみな選手も非常に多いです。ドラフト会議が近くなってくると、各球団の動向や評価も変わってくると思われるので、直前にもまとめてみたいと思います。