日本HIPHOPシーンのレジェンドとして、今や国内外に名を轟かせるCreepy Nuts(クリーピーナッツ)。「クリーピーナッツ 炎上」というキーワードで検索する方が増えていますが、そもそもクリーピーナッツとはどんなユニットなのでしょうか。名前の由来から炎上の経緯、代表曲まで、クリーピーナッツの魅力と話題を余すところなく解説していきたいと思います。 

クリーピーナッツとは何者?

Creepy Nuts(クリーピーナッツ)は、ラップ担当のR-指定とDJ・トラックメイク担当のDJ松永による2人組HIPHOPユニットです。2017年にSony Musicよりメジャーデビューを果たし、2024年には「Bling-Bang-Bang-Born」が国内外で爆発的なヒットを記録しました。

出典元:Creepy Nuts

日本武道館公演や東京ドーム公演を成功させるなど、日本のHIPHOP史に残るキャリアを着実に積み重ねています。

メンバーを紹介

Creepy Nutsは、まったく異なるバックグラウンドを持つ2人が出会い生まれたユニットです。全国から同世代のラッパーやDJが集まるイベントで意気投合したことが結成のきっかけとされています。

R-指定

R-指定(本名:野上恭平)は、1991年9月10日生まれ、大阪府出身のラッパーです。HIPHOPとの出会いは11歳の頃で、Zeebraやライムスターなどのアーティストにのめりこみラップを始めました。

その後フリースタイルMCバトルで頭角を現し、「高校生ラップ選手権」などに連続出場。MCバトルの国内最高峰「KING OF KINGS」で3年連続優勝を果たし、「MCバトル日本一」の称号を持つラッパーとして知られています。独特の声質と圧倒的な語彙量を武器にした、唯一無二のラップスタイルが特徴です。

DJ松永

DJ松永(本名:松永邦彦)は、1990年生まれ、新潟県出身のDJ・トラックメイカーです。2019年にはDJの世界最高峰大会「DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS」で日本人初の世界一を獲得し、世界が認めるDJとしての地位を確立しました。卓越したターンテーブル技術とトラックメイクのセンスで、クリーピーナッツのサウンドを支えています。

一方で自由奔放なキャラクターが様々な場面で話題を呼ぶことも多く、後述する炎上エピソードの多くはDJ松永の言動がきっかけとなっています。

ユニット名の由来

「Creepy Nuts」という名前の由来は、一見すると不思議に思えるかもしれません。「Creepy」には「不気味な」「奇妙な」という意味があり、「Nuts」は木の実を指す一方で、スラングでは「クレイジーな人」「頭のおかしい人」という意味も持ちます 。2つを合わせると「不気味なクレイジー野郎ども」というニュアンスになります。

実際の命名の経緯はさらにユニークで、「不気味な金玉」というスラングの意味から着想を得たことが本人たちによって明かされています。「女子が不気味な金玉が好きと言っているのを想像したら面白いよね」という2人のノリで決まったとされており、HIPHOPらしいアウトロー感あふれる命名エピソードとなっています。その突き抜けたセンスこそが、クリーピーナッツという存在を象徴しているともいえるでしょう。

クリーピーナッツの炎上理由とは?

クリーピーナッツが「炎上」と検索されることが多い背景には、主にDJ松永の言動が絡んだ複数のエピソードがあります。それぞれの経緯と背景を整理して解説します。

マツコ会議での女性差別発言をめぐる炎上

クリーピーナッツ最大の炎上騒ぎとなったのが、2021年11月13日放送の日本テレビ系「マツコ会議」での発言です 。マツコさんとの会話の中でDJ松永の発言が、この発言に対しSNSでは「女性差別発言を許容している」と受け取ったユーザーを中心に批判が殺到し、炎上する事態になりました。

しかし松永本人は「ミソジニーを認めよう」という意図ではなく、HIPHOPの文化的背景を説明する文脈での発言だったとされており、真意が正確に伝わらなかったことが炎上の一因とみられています。

早稲田祭でのスーパーフリー揶揄発言

2022年11月6日に行われた早稲田大学の学園祭「早稲田祭2022」でのライブにて、DJ松永が過去に同大学で起きた性犯罪サークル「スーパーフリー」の名前を持ち出して場を盛り上げようとしたことが問題となりました。早稲田大学ではかつてイベントサークルによる組織的な性被害事件が発生しており、その名前を軽々しく使ったことに多くの批判が寄せられました。被害者への配慮を欠く発言として大きな炎上を引き起こし、クリーピーナッツへの批判的な目が集まる結果となりました。

DJ松永の遅刻癖による炎上

クリーピーナッツの炎上エピソードで件数が最も多いのが、DJ松永の遅刻に関するものです 。主な事例を挙げると以下の通りです。

  • 2022年:音楽フェスに3時間半遅刻
  • 2023年:ラジオ番組に20分遅刻
  • 2023年:R-指定の結婚式に遅刻
  • 2023年:フェスに遅刻し当日出演キャンセル

特にフェスへの遅刻と当日キャンセルは、主催者やファン、共演アーティストへの影響が大きく、「プロ意識が足りない」「他の関係者に迷惑をかけている」として強い批判を招きました。遅刻の原因については、愛猫と深夜まで過ごしていることや、体質的な問題が指摘されています。

テレビ番組での楽曲をめぐるトラブル

2024年8月18日放送のテレビ朝日「EIGHT-JAM」では、クリーピーナッツとは直接関係のない出演者がAdo特集の中でCreepy Nutsの楽曲を引き合いに出した発言が事実と異なるとして問題になりました。

DJ松永本人がSNSで注意喚起を行い、当該発言者が直接謝罪するという事態に発展。クリーピーナッツ自身が炎上したわけではありませんが、結果的にユニット名が炎上ワードとして検索されるきっかけの1つになっています。

参考サイト:スポニチ

クリーピーナッツの代表曲

炎上エピソードに注目が集まりがちなクリーピーナッツですが、その音楽的な実力と代表曲の数々は本物です。

  • 「Bling-Bang-Bang-Born」: TVアニメ「マッシュル-MASHLE-」神覚者候補選抜試験編オープニングテーマ
  • 「のびしろ」: THE FIRST TAKEでの披露やCMへの起用で話題となった前向きな応援ソング
  • 「かつて天才だった俺たちへ」: MVの再生数が3000万回を突破した自分の道を貫くことをテーマにした人気曲
  • 「合法的トビ方ノススメ」: バズった曲の1つで中毒性抜群のトラックが特徴
  • 「よふかしのうた」: TVアニメ「よふかしのうた」のオープニングテーマで幅広い層に知られる

クリーピーナッツのYouTubeチャンネルでは、上記のミュージックビデオやライブ映像を楽しめます。

まとめ

クリーピーナッツとは、MCバトル日本一のR-指定と世界一のDJ・DJ松永による日本を代表するHIPHOPユニットです。

「クリーピーナッツ 炎上」と検索される背景にはDJ松永の言動が絡むエピソードが多くありますが、その破天荒なキャラクターも含めてクリーピーナッツの個性として受け入れているファンも多く、音楽的な実力と影響力は日本のHIPHOP史に確かな足跡を残し続けています。