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家族愛が熱い『映画クレヨンしんちゃん』で名作と言われる作品まとめ

家族愛が熱い『映画クレヨンしんちゃん』で名作と言われる作品まとめ

国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』は、自由奔放な5歳児・野原しんのすけとその家族や友人たちの日常を描いた人気アニメです。特に映画シリーズは、家族愛や友情をテーマにしており、名作といわれる作品が多くあります。

今回は、そんな家族愛を感じる『クレヨンしんちゃん』の映画の名作を紹介します。

映画『クレヨンしんちゃん』の特徴と映画名作5選

1993年から毎年新作が発表されている映画『クレヨンしんちゃん』シリーズ。最新作は、2024年夏に公開予定の映画31作目『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』です。

本シリーズの映画は、家族愛や友情をテーマにしていることの他、その時代のトレンドやギャグを取り入れたり、有名人を声優に起用したりと、時代を反映しているのが特徴です。

では、おすすめの家族愛が描かれた作品を紹介します。※以下、ネタバレも含まれますので注意してください。

1.      『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』(2002年)

「涙なしには見られない映画」として、シリーズの中でも特に人気の本作。2009年には草彅剛さん主演で実写映画化されるほど、多くのファンに愛されています。

しんのすけがタイムトリップしてしまった戦国時代を舞台に、腕のたつ武将で純朴な侍・又兵衛と主君の姫・廉の身分違いの恋を描いています。戦の現実や死といった重いテーマを描いていて、その重さを理解した大人だからこそ響く内容です。ラストシーンは涙なしには見られません。

2.      『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』(2014年)

この作品では、しんのすけの父・ひろしが中心となります。マッサージから帰ってきたとーちゃんがロボットになっていたという展開で、笑いあり涙ありの物語が展開されます。ロボとーちゃんが奮闘する姿を見た視聴者は、物語終盤に人間のひろしと、どちらが本物の父親かと対峙するシーンで葛藤したはず。ラストシーンは、父親として、夫としてのひろしの存在を感じられます。

3.      『クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン~失われたひろし~』(2019年)

野原一家が初の新婚旅行で秘境を訪れる話。ひろしが仮面族の伝説になぞらえて花婿として捧げられそうになり、仮面族VS世界中のトレジャーハンターVS野原一家がひろしを取り合う展開に。夫婦の絆や信頼関係が試される話で、ひろしとみさえが築いてきた絆を感じられる作品です。

4.      『クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』(2016年)

劇団ひとりさんが脚本をした本作。しんのすけたちが「ユメミーワールド」で冒険する中で、母親の深い愛情が描かれます。楽しい夢の中での冒険から一転して、悪夢との戦いが始まり、親の愛情とその複雑さが垣間見えてきます。夢の中で悩む子どもに対して、みさえの言葉は、子どもを育てる母親にダイレクトに響き、親の強い愛情を感じられる作品です。

5.      『クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡』(1997年)

しんのすけの妹・ひまわりが映画に初登場した作品。毎回、しんのすけもひまわりも大人顔負けの活躍ですが、ひまわりは何歳の設定かというと0歳。しんのすけも、まだまだ親に構ってほしい5歳児です。本作では、妹にちょっと嫉妬しつつも、お兄ちゃんとして奮闘する5歳児らしいしんのすけの姿に感動します。オカマキャラが活躍したり、初期のクレヨンしんちゃんらしい下ネタもあり、なつかしさと新鮮さを感じる作品でもあります。

まとめ

クレヨンしんちゃんの映画は1993年から発表され、現在までに全31作品が公開されています。映画は、ギャグ要素を引き継ぎつつも、家族愛を感じる作品が多く、大人も涙するような感動作が多くあります。今回紹介した5作品は特に家族愛が深く描かれたクレヨンしんちゃんの映画の名作です。まだ見たことがない方は、ぜひ一度視聴してみてください。笑いと涙が溢れる素敵な時間を過ごせること間違いなしです。