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清楚な見た目からは想像がつかない!土屋太鳳が演じたハマり役7選

清楚な見た目からは想像がつかない!土屋太鳳が演じたハマり役7選

2022年12月より、山崎賢人さん主演のNetflixドラマ『今際の国のアリス』が配信されています。突如、「今際の国」に迷い込んだ主人公のアリスが、そこで行われている恐怖の”げぇむ”を勝ち抜いていくサスペンス・ストーリー。鋭い洞察力で、生きるか死ぬかのげぇむを勝ち抜いてきた主演の山崎賢人さんはもちろんのこと、今注目されているのはヒロイン役の土屋太鳳さん。可憐なイメージのロングヘアをバッサリ切って、クールな印象で作品に登場する土屋さんは、普段とは別人のような印象を受けますよね。おっとりした性格で人気を呼んでいる土屋さんですが、実は超体育会系でダンスも踊れるスポーツマンなんですよ。そんな見た目とのギャップが魅力の女優・土屋太鳳さんが、これまで演じてきたハマり役を見ていきましょう。あなたはどの役柄が好きでしたか?

どれが好き?土屋太鳳が演じた「ハマり役」7選!

津村希 役(まれ・2015年)

NHK連続テレビ小説『まれ』は、朝ドラには珍しく、現代を生きるヒロインの成長が描かれた作品でした。土屋太鳳ドラマで演じたのは主人公の津村希(つむら・まれ)で、活発で元気いっぱいの主人公をはじける笑顔で演じ切りましたね。パティシエを目指し、ひたむきに突き進むその姿は、素の土屋さんを見ているような不思議な気持ちになる…津村希は、そんな土屋さん同様に愛されるキャラクターでした。

宇佐木柚葉 役(今際の国のアリス・2021年)

今際の国のアリスで演じている宇佐木柚葉(うさぎ・ゆずは)は、土屋太鳳ドラマ「まれ」で演じた元気いっぱいのキャラクターとはまた違う活発さを持つ、魅力的な女性。28歳となった土屋さんの、大人の魅力が詰まった新たな役どころだったのではないでしょうか。土屋さんの持つ抜群の身体能力を生かし、クライミングや全速力ダッシュなど体力勝負の撮影に挑みました。ほんわかした印象の笑顔を封印し、どんな苦境も乗り越える強い女性を演じ切った土屋さん。普段の印象とはかけ離れた役柄だったにもかかわらず、土屋太鳳ドラマは「ピッタリの役だった」と好評だったそうですよ。

藤谷わかば 役(チア☆ダン・2018年)

チアダンスに憧れ強豪校を受験するも失敗。自暴自棄になりながらも、別の高校で入部したチアリーダー部で全米制覇という大きな夢を目指す!土屋さんはそんな全力ヒロインを演じました。土屋さんのまぶしい笑顔とポジティブな空気感は、不思議と人を引き寄せ、応援したくなる魅力を兼ね備えていますよね。『チア☆ダン』で演じた主人公の藤谷わかばも、視聴者から愛され、応援され、懸命に楽しく踊るチアダンスを見て涙する人も多かったことでしょう。太陽のような土屋さんのイメージにぴったりの、まさにハマり役でしたね!

佐都 役(やんごとなき一族・2022年)

可憐な少女というイメージの強かった印象をガラリと変えた土屋太鳳ドラマが、『やんごとなき一族』で演じた役どころでした。結婚相手の家族から執拗な嫌がらせを受けるという難しい設定でしたが、めげずに立ち向かっていく芯の強い女性を見事に演じました。いじめられているけれど、見た目の華やかさでドラマ自体の印象を暗くすることなく、「いつか逆襲するのではないか」「小柄で可愛いが貧弱には見えないので、やり返したら面白そう」と視聴者に期待を抱かせる…そんなミステリアスな雰囲気をまとった演技は、普段のハッピーオーラ溢れる土屋さんと同じくらい、好感触だったようですよ。

丹沢ニナ/淵累 役(累 -かさね-・2018年)

一人二役という難しい役設定で話題を呼んだ、映画『累 -かさね-』では、同じく演技派女優の芳根京子さんとともに2人の女性を交互に演じました。土屋さんが演じたニナという役は、清純な可愛らしさと、ミステリアスな美しさを兼ね備えていなければならない人物。まさに土屋さんの持つ魅力と合致した、ハマり役でした。普段はナチュラルメイクで健康的なイメージのある土屋さんですが、口紅をまとって妖艶な女性に変身するその姿は圧巻でしたね!

福浦小春 役(哀愁しんでれら・2021年)

平凡な女性が、シングルファーザーの男性と出会い結婚するというストーリーで、児童相談所に勤める子ども好きの優しい主人公・小春を演じた土屋さん。突然3人家族となった小春は、ある日前代未聞の凶悪事件を起こしてしまいます。

土屋さんが演じた役で、これ以上狂気に満ちたものはないというほどに、これまでの彼女のイメージを覆すダークな役どころ。なんと、オファーを3回も断ったのだそうです。「自分の本能が警戒した、危険を感じた」と語る土屋さんですが、誰にも寄り添われることなく堕ちていく主人公の小春を思い、自分が演じようと思ったのだそう。土屋さんはその見事な演技力で、小春という凶悪人物として最後まで生き抜きました。

橘せとか 役(兄に愛されすぎて困ってます・2017年)

土屋さんのハマり役といえば、やっぱりご主人であるGENERATIONSの片寄涼太さんと共演した映画『兄に愛されすぎて困ってます』で演じた、橘せとかではないでしょうか。天真爛漫な妹キャラが土屋さんのハッピーオーラ溢れるイメージにぴったりで、片寄さんと並んだ姿がとてもお似合いでしたよね!片寄さんと千葉雄大さんという、2人のイケメン男性との間で揺れる土屋さんの可愛らしいビジュアルにも注目の、人気作品でした。

まとめ

女優・土屋太鳳さんが演じたハマり役についてご紹介してきました。土屋さんの印象に合った、アクティブで元気いっぱいの女の子!という役どころが多かったものの、実はそれとは対照的にミステリアスな女性や、凶悪事件を起こすような人物像も見事に演じ切ることができる、その実力を見せつけられましたね。『兄こま』で共演した片寄さんとの結婚を発表し、今年は待望のお子さんも生まれる土屋さん。ママになっても、また新たな境地でたくさんの役柄を演じていくことでしょう。今後の活躍も楽しみですね!