King & Prince永瀬廉さん主演の映画『弱虫ペダル』にも出演している、注目度急上昇の俳優・坂東龍汰(ばんどうりょうた)さん。
ご出身は北海道とのことで、全国でも珍しい「シュタイナー教育」というものを受けてきたのだとか。
今回は、坂東龍汰さんの出身中高を中心に、幼少期〜高校卒業後までの経歴をまとめてみました!
目次
坂東龍汰の出身中高は北海道の私立一貫校!
坂東龍汰はニューヨーク生まれ北海道育ち
生まれたのはニューヨークという坂東龍汰さん。(「りゅうた」ではなく「りょうた」)
0歳時からこのお顔にマッチする華麗な経歴です。
3歳の頃日本に来ており、そこから高校卒業後に上京するまでは、北海道で暮らしていました。
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
北海道の実家の目の前にある海です、とっても綺麗な夕日だったので皆さんにも🌅 pic.twitter.com/3zhhZi1x3Z
— 坂東龍汰 Ryota Bando (@bando_ryota) January 1, 2020
北海道のどこか、までは分かっていませんが、大自然に囲まれて伸び伸びと育ったようですね。
おかげで上京時は、東京のグレーな街並みや自然の少なさにカルチャーショックを受けたと、とあるインタビューで語っていました。
私立一貫の小中高で「シュタイナー教育」を受けた
坂東龍汰さんは幼稚園〜高校にかけて、「シュタイナー教育」という、ちょっと聴き慣れない教育を実践する学校に通っていたようです。
[memo title=”MEMO:シュタイナー教育とは?”]✔︎オーストリア出身の思想家・哲学者 ルドルフ・シュタイナーの教育法。
✔︎子供の「感性を育てる教育」とされ、自然の中で伸び伸びと育て、自分の心に素直に生きる力を養う。
✔︎世界60カ国に1039校のシュタイナー教育を実践する学校があり、日本ではわずか8校が存在。[/memo]
▼インタビューで語っていた子供時代
テレビもゲームも携帯も禁止。教科書やテストはなく、順位や点数で評価されることもありません。勉強を頑張る子もいれば、芸術的な分野に集中する子も。無理に学ばせることはなく、その子の潜在的に好きなこと、興味のあることを追求できる。うちは親も徹底していたので、家でもシュタイナー思想が浸透していて、中学に入るまで、それが世間の人と違うことも知らなかったんです。
出典:FIGARO.jp (2018年12月のインタビュー)
坂東龍汰さんの出身地・北海道には、このシュタイナー教育を受けられる学校が、北海道虻田郡にある「いずみの学校」という1校しか存在しません。
※小中は学校法人、幼稚園と高等学園はNPO法人という扱いだそう。
なので、必然的に坂東龍汰さんが通っていた学校はこちらになると思います。
クラスメイトはなんと9名だったそうで、そのおかげで人との壁を作らないオープンな性格になったようです。(最近の募集要項では、元々の定員が14名ほど)
アウトドア授業というのもあったり、一般的な義務教育とは違う点がたくさんあるみたいですね。
▼ちなみに場所はこの辺り。超ざっくりとで言えば、札幌と函館の中間位、室蘭や登別にも近いところにあるようです。
実家はお金持ち?
ニューヨーク生まれで、幼稚園〜高校まで私立の学校に通っていたということで、坂東龍汰さんの実家はもしかしてお金持ちでは?という匂いがしますよね。
親御さんは海外勤務するようなお仕事をされていると考えられるので、きっとそれなりには裕福だったのではないでしょうか?
※いずみ学園の学費を調査してみたところ、公立校の平均よりは高く、私立校よりは低めといったところだったので、あくまで教育方針重視で入学させたのかも?
とあるインタビューでは、北海道にいた頃にモンゴル旅行をしたとあったので、こういったエピソードからも、実家の経済環境が伺えるなーと。
僕は北海道出身なのですが、小さいころ北海道で(乗馬を)習っていたので少しだけ乗れます。その後旅行で一週間モンゴルに行って馬に乗りました。落馬して左の腕を骨折したまま片手で乗っていましたね。
乗馬を習っていたと聞くと普通におぼっちゃまな感じしかしませんが…
ただ乗馬もモンゴル旅行も、学校の授業の一貫という可能性もあるかもしれませんね。
演劇、社交ダンス、油絵など…坂東龍汰の多才すぎる高校時代
坂東龍汰さんは、高校時代のエピソードをいろんなところで話してくれていますが、多才すぎてちょっとびっくり。
社交ダンス部を1人で立ち上げ
体育の授業で体験したことで、社交ダンスに興味を持った坂東龍汰さん。
授業で教えてもらった先生のスクールにやらせてくださいと頼み、そこから社交ダンス部を作り部員第一号になったのだとか!
部員は12人位まで増えて、大会にも出るようになったことが楽しい思い出になっているようです。
すごい行動力ですよね!
卒業制作でクレイアニメーション制作
クレイアニメーションとは、粘土で作ったキャラクターなどの静止している物体を1コマずつ動かして、連続した動きのように見せるもの。
「ストーリーを考えるところから始まり人形を作って音楽をつけたり、セットや背景画も全部自分で描いて。21分ぐらいの映像を1年間で撮りました。」とのことですが、21分の映像を作るのって結構大変そうですね。
高3で演劇の主演
小さい頃から劇団で舞台もやっていたという坂東龍汰さん。
その延長で、高校3年生の時にやった『人民の敵』というノルウェーの物語で舞台の主演を務めたとか。
難しい題材でセリフを覚えるのも大変だったそうですが、それがきっかけで演じることの魅力を感じるようになり、俳優を目指すようになったと言います。
こんなに楽しいことがあるんだって。舞台だけじゃなくてもっと幅広くたくさんの人に見てもらえたらなって思いました。その後親に東京で役者をやりたいって言ったら、やりたいことならやりなよって言ってもらえたので上京しました。
出典:+act (2018年5月インタビュー)
油絵もすごい
こちらは高校生の頃に描いた絵の作品だそう。
北海道の大自然を描いたのでしょうか?
お家時間🏠
これは高校生の時に描いた
今新作に挑んでます pic.twitter.com/pDA8BHsHND
— 坂東龍汰 Ryota Bando (@bando_ryota) May 2, 2020
演劇に社交ダンスに油絵に、やはり感性を育てるというシュタイナー教育のおかげで、坂東龍汰さんは芸術の分野に興味を持って深めていったのかもしれませんね!
絵は最近も描いているそうで、『弱虫ペダル』の作品もありました。
昨日の夜から描いてたけど寝ちまったからさっき完成じゃーー!
れんれんと健太郎くんを少し意識しながら描いたけど伝わるかな?#弱虫ペダル#みんなの絵も是非見たいな#愛の不時着にどハマり中だよ#今日も観るよ 👀 pic.twitter.com/ugsnciAzYr— 坂東龍汰 Ryota Bando (@bando_ryota) May 4, 2020
ニュージーランド留学を経験
これについて詳しいエピソードはありませんが、他のエピソードも含めて、坂東龍汰さんはかなり好奇心旺盛でいろんなことにチャレンジしてきた様子が分かりますよね。
坂東龍汰のプロフィール
基本プロフィール
[box class=”box28″ title=”坂東龍汰プロフィール”]名前:坂東 龍汰(ばんどう りょうた)
生年月日:1997年5月24日
身長:175cm
体重:58kg
血液型:O型
出身地:ニューヨーク生まれ、北海道育ち
趣味:写真撮影、油絵、古着屋巡り
特技:社交ダンス、ギター、バイオリン、スキー、スノーボード、クレイアニメーション制作[/box]
俳優になったきっかけ
俳優デビューは2017年8月。
上京して俳優をやることは応援してもらったものの、自活することを求められた坂東龍汰さん。
高校卒業後2週間で実家を離れ、1年間旅館で住み込みアルバイトをして100万円を貯め、上京。
現在の所属事務所「鈍牛倶楽部」(どんぎゅうくらぶ)へは、俳優の村上虹郎さんの勧めで履歴書を送り入ることができたそう。
履歴書には、一緒に自作の絵や写真、クレイアニメーションの映像を添えて送ったとか。
オダギリジョーさんや光石研さんなど、有名な俳優さんも所属する事務所ですが、HPをみるとチョイスが渋いなという印象を持ちました。
実力派俳優の村上虹郎さんだからこそ、思うところがあって勧めたのかもしれませんね。(彼自身は別の事務所)
ちなみに、俳優になる前から村上虹郎さんと知り合いだった理由は、シュタイナー教育を通じて交流があったからだそう。
同じくシュタイナー教育を受けた斎藤工さんとも面識があるようです。
2年前
懐かしい写真が
東京国際映画祭にて、虹郎と斎藤工さん。 pic.twitter.com/CnmH4ihUFM— 坂東龍汰 Ryota Bando (@bando_ryota) March 31, 2020
出演作品
2019年
映画「十二人の死にたい子どもたち」金髪不良少年セイゴ役
ドラマ「ストロベリーナイト・サーガ」第1話
ドラマ「パーフェクトワールド」
ドラマ「ひとりキャンプで食って寝る」
2020年
映画「弱虫ペダル」
映画「スパイの妻」
映画「#ハンド全力」
ドラマ「シロでもクロでもない世界でパンダは笑う。」
他多数
▼CM キリンレモン × LiSA 「夏、あいつら。」篇(2019)